2026年10月29日、小林市社会福祉センターにて、株式会社アスカゼ主催の「実践AI活用術」セミナーを開催しました。
今回は、生成AIを活用した業務改善と、SNS発信を無理なく続けるための方法について、具体的な事例や実際の運用画面を交えながらお話ししました。
セミナーの主な内容をご紹介します。
① AIを活用した日々の業務改善
第1部では、AIを日常業務にどのように取り入れるのか、具体的な活用方法をご紹介しました。
AIの活用は、大きく「調べる・考える・作る・整える」の4つに分けられます。
- 調べる: 情報収集、データの抽出、競合調査
- 考える: アイデア出し、企画の検討、タスク整理
- 作る: メールの下書き、マニュアル、資料作成
- 整える: 文章の校正、要約、情報の整理
事務職や飲食店など、業種ごとの活用例もご紹介しました。
AIにすべてを任せるのではなく、下書きや情報整理をAIに任せ、最終的な確認と判断は人が行うことが大切です。
② 2026年のSNS動向と選び方
第2部では、「AIと続ける 無理のないSNS発信」をテーマにお話ししました。
2026年度のICT総研の調査では、主要SNSの利用率はLINEが71.1%、YouTubeが67.6%、Xが45.4%、Instagramが42.0%となっています。
ただし、利用者が多いSNSを選べばよいわけではありません。
大切なのは、自分たちのお客様が利用しているSNSを選ぶことです。
今回おすすめしたのは、「メイン1つ+サブ1つ+受け皿」という運用方法です。
例えば、Instagramをメインに情報発信し、Threadsでは文章を変えて届ける。そして、ホームページやLINE公式アカウントをお問い合わせの受け皿にする方法です。
SNSごとに役割を分けることで、無理なく運用しやすくなります。
③ AIを使ってSNS投稿を効率化する
SNS運用で負担になりやすいのが、投稿内容を考えたり、文章を作成したりする時間です。
そこで、AIを投稿の「下書き係」として活用する方法をご紹介しました。
AIへの指示文は、「役割・目的と読者・素材・形式・制約」の5つを意識すると、目的に合った文章を作りやすくなります。
また、一つの投稿内容をInstagram、Facebook、Threadsなど、それぞれのSNSに適した文章へ変換することもできます。
ただし、AIが作った文章をそのまま投稿するのではなく、自分の体験や考えを加えることが大切です。
AIで大量に投稿するよりも、AIを使って発信を続ける。
今回、特にお伝えしたかったポイントの一つです。
④ 週1回30分を目安にSNSを運用する
SNSを継続するための具体的な方法として、週1回30分を目安に投稿準備を行う手順もご紹介しました。
- 5分:前週の投稿結果を振り返る
- 5分:次の投稿テーマを考える
- 10分:AIで投稿文の下書きを作成する
- 7分:内容を確認・修正する
- 3分:予約投稿を設定する
毎日ゼロから考えるのではなく、まとめて準備することで、SNS運用の負担を減らせます。
また、実際のThreadsのインサイト画面を使い、閲覧数や反応を確認しながら、AIで投稿内容を分析する方法もお見せしました。
⑤ AIを活用したSNS運用の仕組み
後半では、当社で実際に活用しているSNS管理の仕組みもご紹介しました。
スプレッドシートによる投稿管理や、Cloudflareを活用したThreadsの投稿カレンダー、AIを使った文章作成・管理などです。
さらに、Meta Museを活用したSNS運用についても触れました。
AIは文章作成だけでなく、投稿の企画や分析、運用管理まで支援できるようになってきています。
一方で、個人情報の取り扱いや投稿内容の事実確認、AI生成コンテンツの表示など、人が責任を持って確認することも重要です。
ご参加ありがとうございました
今回のセミナーでは、AIを特別なものとしてではなく、普段の仕事や情報発信に取り入れるための方法をお伝えしました。
まずは身近な業務から一つ試してみることが、AI活用の第一歩になると思います。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
株式会社アスカゼでは、企業・事業所向けのAI活用研修や業務改善、SNS運用支援を行っています。
それぞれの業務や課題に合わせた活用方法をご提案していますので、お気軽にご相談ください。