【健康経営インタビュー】株式会社未来図Labo/株式会社WONDER未来図 さま

働きがいを持って働ける

Hightlight

株式会社未来図Labo/株式会社WONDER未来図の概要

株式会社未来図Laboは、宮崎市内に3店舗の地域密着型通所介護事業所を運営しています 。具体的には、大島町に2事業所、そして清武の加納に1店舗を展開し、介護保険サービスを提供しています 。

 

さらに別会社としてWONDER未来図も運営しており、こちらでは介護保険外のサービス、特に他の自治体と共同で介護予防事業や出張型サービスを展開しています

健康経営の取り組み

株式会社未来図Laboの健康経営は、過去のスタッフの相次ぐ離職による心身の負担が大きなきっかけです 。

 

そのため、単なる身体の健康だけでなく、従業員が「働きがい」や「やりがい」を持って働ける職場環境の構築を最大の目標としています 。最終的には、従業員の健康を「挑戦し続ける企業であるための大前提」と位置づけ、企業成長の基盤として取り組んでいます 。

 

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インタビュー動画はこちら↓

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健康経営を始めたきっかけ

健康経営を意識し始めたのは、インタビューに答えてくださった宮本様が、入職して1～2年目の頃、スタッフ数がまだ少ない中で、半年から1年ほどの間に離職者が相次いだ時期があったことが大きなきっかけです 。この時、残ったスタッフにも心身ともに大きな負荷がかかり「健康に働けているのだろうか」という疑問や悩みが生じました ことから始まっています。

 

また元々、介護保険や介護予防サービスを通じて「健康を届ける」ことを目指していましたが、次のステップとして「働き盛り世代の健康」が重要であるという流れが自然なものだったことが影響しています。

 

このような社内の課題意識と事業の方向性が合致し、様々な悩みを抱える中で「健康経営」というキーワードに出会い、取り組みが始まりました 。

 業務内容について

株式会社未来図Laboおよび株式会社WONDER未来図は、宮崎県を拠点に地域の健康支援と介護予防を推進する会社さまです。

 

両社は連携して多様なサービスを展開し、地域社会の持続可能性向上を目指しています。

株式会社未来図Labo

地域密着型通所介護 ​

株式会社WONDER未来図

・介護予防事業

・介護予防日常生活圏地域ニーズ調査

・介護DX（データ活用）

・健康経営支援

 

両社は医療・介護の専門職が中心となり、地域の健康づくりと持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。

健康経営の中で特に力を入れていること

未来図Laboは2025年度の健康経営優良法人（中小規模法人部門）の認定を受けましたが、取り組みはまさにこれからだと考えています 。

 

特に重視しているのは、身体的な健康だけでなく、心の健康や働きがいを含めた「社会的な健康」です 。過去の離職者が相次いだ経験から、スタッフが「働きがいを持って働ける」「やりがいを持って働ける」環境づくりを最大の目標に据えています 。

 

具体的な取り組みとしては、以前から代表を中心にマラソン大会やリレーマラソン、登山といったスポーツやアクティビティに積極的に参加する文化があります 。最近ではヨガ講師の資格を持つスタッフが、他のスタッフや地域住民向けに教室を開くなど、多様な形で健康づくりに貢献しています 。

 

これらの活動も、働きがいや働きやすい職場環境を作るための一環として推進していきたいと考えています 。

今後の目標

今後の目標はまず様々な取り組みを重ね、その成果を蓄積していくことだそうです 。

 

数年内に労働安全衛生法の改正により、働く人のストレスチェックが義務化される流れも踏まえ、心の健康やそれと結びつく「働きがい」がより重要視される社会になると考えています 。

 

ストレスチェックの実施だけでなく、異変に早期に気づき、適切な関係機関に支援を求める体制づくりや、中長期的に働きがいがあり、コミュニケーションを取りやすい環境づくりを地道に進めていくことが、今後の展望と考えていらっしゃいました。

これから健康経営に取り組まれる企業に対して

 

「挑戦できる企業」であるために、まずは「健康な企業」づくりを

経営者の方々にとって、「挑戦できる企業風土を作ること」は非常に重要です 。一見、「挑戦する企業」と「健康的な企業」は相反するように感じられるかもしれませんが、挑戦するためにはまず企業自体が健康でなければなりません 。

 

変化の激しいこれからの時代を生き抜くためにも、経営者を含め職員が健康であること、企業が健康であることが何よりも大切です 。