フリーランスや個人事業主の方なら、一度は「無料のGoogleアカウントがあるのに、わざわざ有料のGoogle Workspaceにお金を払う必要があるの?」と疑問に思ったことがあるでしょう。
実は、これはとてももったいない考えかもしれません。
Google Workspaceは少ない投資で仕事の効率と信頼度をアップしてくれる、個人にこそメリットが大きいサービスなのです。この記事では無料版との違いや、個人におすすめの「Starter」「Standard」プランの特徴を、わかりやすくご紹介します。
一目でわかる!無料版と有料版の主な違い
項目 | 無料版 | Business Starter | Business Standard |
---|---|---|---|
メールアドレス | xxx@gmail.com | あなた@独自ドメイン | あなた@独自ドメイン |
容量 | 15GB(すべて込み) | 30GB(一人分) | 2TB(2000GB) |
ビデオ会議 | 100人まで・1時間制限 | 100人まで・24時間・録画可能 | 150人まで・24時間・録画・Q&A機能 |
カレンダー | 基本機能のみ | 予約受付機能あり | 予約受付機能あり |
サポート | 掲示板など | 24時間365日対応 | 24時間365日対応 |
料金(月額・税抜) | 無料 | 680円 | 1,360円 |
無料版と比較するとBusiness Starter、Business Standardにはどのようなメリットがあるのでしょうか?この違いが実際にどれくらい違うものなのか、特に重要な3つのポイントで説明します。
メリット1:メールアドレスで「信頼度」がアップ
あなたがお客さんだったら、次のどちらのメールアドレスに仕事を頼みたいと思いますか?
suzuki.design.123@gmail.com
info@suzuki-design.com
答えは明らかですよね。
@gmail.com
は手軽で便利ですが、無料で作成できてしまうので、どうしても「プレイベート用」「アマチュア感」が出てしまいます。
一方、Google Workspaceなら、Starterプランから自分の屋号やサービス名が入った独自ドメインのメールアドレスが使えます。仕事を受注する上で、これは見逃せない大きなメリットだと言えます。
たったこれだけで、お客さんに「しっかりした事業者だな」と安心してもらえ、仕事の信頼度が大きく上がります。ビジネスをする上でがメールアドレス1つでも印象が変わるのです。
メリット2:面倒な作業の自動化
個人で仕事をしていると、自分の時間が一番大切な資源です。Google Workspaceは、毎日の面倒な雑務を自動化して、あなたの時間を作り出してくれます。
日程調整がラクラク「予約スケジュール機能」
お客さんとの打ち合わせ日程を決めるとき、「○日はいかがですか?」「その日は都合が悪くて...」といったメールを何往復もした経験はありませんか?私はあります!
StarterプランとStandardプラン両方で使える「予約スケジュール」機能なら、あなたの空いている時間を設定した「予約ページ」のリンクを送るだけ。
他社でも無料でスケジュール調整できる機能はありますが、Googleカレンダーとの同期でうまくいかないこともあるため、Google内で完結できるスケジュール機能そうした面倒なやり取りもなく快適です。
会議がもっと便利になる「高性能なMeet機能」
オンライン会議の内容を後で確認したい時や、議事録を作るのが大変だと感じることはよくあるでしょう。
無料だと3名以上参加のオンライン会議では会議時間が1時間にとなっており、ビジネスで使用するには不安があります。
ただStandardプランなら、ビデオ会議がもっと高性能になります。
- 参加者を150人まで増やせる
- 周りの雑音を消すノイズ除去機能
- セミナーに便利なアンケートやQ&A機能
※Standardでは出欠の確認は対応していないので、その場合は1つ上のPlusプランを選ぶと良いでしょう。
議事録作成はStandarプランから可能となっており、AIが会議の内容をリアルタイムで文字に起こし、議事録を自動的に作成してくれます。議事録作成の手間から解放されるので、私の周りではオンラインでの会議をする方の多くはGoogle Meetに移行している経営者や営業の方が増えています。
メリット3:「安心感」が手に入る
無料版を使っていると、「容量が足りない」「セキュリティは大丈夫?」「困った時に誰に聞けばいい?」といった不安がつきものです。Google Workspaceなら、これらの心配事をまとめて解決できます。
容量の安心
Starterプランは無料版の2倍の30GB。無料でも15GBあるので、他の無料で使えるオンラインストレージよりも容量は多いほうですが、 少しでも増やしたのならStaerterプランを契約するのも良いでしょう。ただAppleのiCloudに比べると1GBあたりのストレージ単価は割高です。
しかしStandardプランなら2TB(2000GB)のストレージが付いているため、Starterよりも断然おすすめです。動画や高画質写真をよく扱う、パソコン全体のバックアップするなど予定があるなら、Standardを選ぶとデータ管理の悩みがなくなります。
セキュリティとサポートの安心
どちらの有料プランでも、企業レベルの高度なセキュリティと、24時間365日対応の公式サポートが利用できます。「困った時にプロに相談できる」という安心感は、スムーズに仕事を進めるための強い味方です。
どちらのプランを選べばいい?
どちらのプランを選ぶかは、ご自身の働き方や使い方に合わせて選びましょう。
「Business Starter」(月額680円)がおすすめの人
- まずは手頃な価格で独自ドメインのメールアドレスを使って信頼度を上げたい
- お客さんとの日程調整や会議録画などの基本機能で効率化したい
- 扱うデータは主に文書や画像で、30GBで十分
「Business Standard」(月額1,360円)がおすすめの人
- 動画や高画質写真など、大きなファイルをよく扱う
- オンラインセミナーや研修をよく開催し、高品質な配信をしたい
- パソコン全体のバックアップ先として、大容量クラウドが欲しい
個人的おすすめはStandard!
弊社のおすすめは断然Standardです。Googleのサイトでご確認いただくとわかるのですが、Staerterで出来ることは限られています。
Gmailでの文章作成サポートなどは対応していますが、スプレッドシートやドキュメントでのGemini機能の活用、Google ドライブでのPDF分析、そして何よりNotebookLM Plusの使用ができないので、選んで間違いがないのはStandardだと思っています。
1日あたりわずか約45円(standardプラン)からの投資で使用できるなら安いと思いませんか?
NotebookLMの活用についてはこちらの記事もご覧ください。
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まとめ
Google Workspaceの導入は、単なるGoogleのツールのバージョンアップではありません。
- 信頼度を高めて、ビジネスチャンスを広げる「デジタルの名刺」
- 面倒な作業をなくして、創作活動に集中できる「時間」
- 情報漏れやトラブルのリスクから守られる「安心感」
こうした機能をまずは無料でお試しでいる期間もあるので、ぜひその違いを実際に体験してみてください。
今ならGoogle WorkspacesのStaerterとStandardの初年度10%割引クーポンを配布しています。ぜひこの機会に
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